【健康第一!】貧乳アラサーOLが胸の痛みが気になって乳がん検診を初体験してきたお話
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2~3週間前から左胸に痛みを感じるようになり、気になって仕方なくなったので乳がん検診に行くことにしました。
乳がん検診、初めてです。。
初めての乳がん検診に当たって、今までにない胸の痛み・違和感はとてつもなく心配だったのですが、それと同じくらい私にはもうひとつ心配なことがありました。
それは・・・
果たして、私の胸はマンモグラフィーで挟むことができるのかどうか、ということです。
マンモグラフィーという存在を知ってから私はこの問題に悩まされ続けてきました。
痛みの心配よりも、まず挟めるのか?という切実な問題。
結果から言うとちゃんと挟めました(笑)よかった。そして、乳がんかも…なんて本気で心配しましたが、マンモもエコーも行いましたが、何の問題も見つかりませんでした。本当によかった~(´;ω;`)
今回は、同じく胸の症状や貧乳問題で心配している方のためにも、私がやった乳がん検診の流れや感想などを記しておきたいと思います。※長いです。
乳がん検診はこんな感じでした。
まず私が気になった症状について
・左胸の上部と下部に時々感じる痛み
(指でグッと押されたような鈍い違和感)
・たまに胸がピキピキチクチクするかも?
・左手を上げると左胸の外側が突っ張る
今まで胸の違和感といったら生理前の胸の張りぐらいしかありませんでした。今回のようなグッと押されるような痛み・違和感は初めてだったので驚きました。ちなみに親類に乳がんを患った方はおりません。
すぐに胸を触って確認してみましたが、特にしこりっぽいものはなかったので少し安心。でも「もしも北斗昌さんのように発見しにくい場所にあったら・・・」なんて考えだしたら怖くなって一度健診を受けてみることにしたのです。
余談ですが、何か気になる症状があると、そういう時に限ってテレビや雑誌でその病気の特集がやっていたりして、自分に訴えかけているような気がしてならないんですよね…。
ということで、さっそく病院に電話して予約をとりました。
近所の総合病院へ
近所にあるさほど大きくもない総合病院の乳腺外科へ。ちょうど母がその病院で乳がん検診を行ったばっかりだったこともあって、迷わずそこに決めました。
男性と女性の先生がいるようで、どちらか選べるとのことでしたので安心しました。
検診までの流れ
1.問診票を書く
2.診察・触診
3.マンモグラフィー
4.エコー検査
5.結果
こういう流れで行われました。
1.問診票を書く
気になっている症状について書きます。2~3週間前から時々乳房に痛みがある、とザックリ記入。
その後、看護師さんがより詳しい内容を聞き出してくれます。どのような痛みか、最後に月経が来たのはいつか、体重は変わりないか、最近大きな病気はしていないか・・・等。
婦人科専門の病院だったら、もう少し具体的な内容を含む問診票が用意されているかと思います。
2.診察・触診
母から口調がキツイ先生と聞いていたので緊張していましたが、夏木マリさんのようなサバサバした女性で思っていたほど怖くはありませんでした。
先ほど看護師さんに話したような内容を先生に伝えます。そしてその場で触診に入ります。カーテンで仕切られたベッドの上に、上半身裸になって寝そべってくださいとのこと。
触診では、心電図の時のように洋服を上にまくればよいだけかと思っていたので、ちょっとどぎまぎしてしまった。
ちなみに下着屋さんのフィッティングでは、こう脱ぐ(笑)
恥じらってもいられないので潔く脱ぎ捨て、準備万端。先生はカーテンを開けるやいなや「手あげて」とバンザイした状態で触診が始まりました。あ~、脱毛しててよかった(笑)
左胸右胸と順番に押されます。触診は痛くありません。寝るとさらにまっ平らな私の胸。ほんの20秒ほどで触診が終わってしまいました。は、はやい・・。
張ってる感じもしこりもないけど、乳がん検診受けたことないなら一度やってみても良いかも、とのことだったので、マンモグラフィーとエコー検査を受けることに。部屋を出る際に先生に「痛いわよ」と不敵な笑みで脅されました・・。ひぃ。
でも大丈夫。それよりも私にとって問題なのは「挟めるか」ってことだから。
3.マンモグラフィー
こじんまりとしたお部屋に案内され、上半身の洋服を脱ぎます。同じ年くらいかもう少し若いお姉さんが担当してくれました。
ついにこの時がきた。本当に挟めるか心配だったので、お姉さんに打ち明けてみた。
ann「あのぅ、わたし胸が・・・ち『問題ないですよ。大丈夫です!!』←お姉さん
ann「・・・( ;∀;)」
「小さいのですが挟めますか?」って言おうと思ったのですがね、言わなくてもしっかり伝わっていたようです(泣)
レントゲン技師さん「まずは左胸から。では、乳腺伸ばしますね」
と、歯磨き粉を絞り出すような手つきで絞られ、何とか無事に台の中に納めることができた。。これは痛くない。そしてウィーンと横板が左に動きだし、なけなしの我がバストは硬く無機質な物体に見事捕らえられた。
絶体絶命のピンチ!・・と思いきや思ったよりも痛くない。楽勝じゃん、と油断したのもつかの間「では撮りますね」の掛け声とともに、最後の最後に渾身の圧力をかけてくるのだこのマンモグラフィーとやらは。
正直「ぎょえーーー!!!!!(普段使うことない心の叫び声)」となる痛みでした。
(↑のように髪を縛る必要があるのでゴムは持って行った方が良いです。)
・・・・・
ちなみにですが、私はちょうど生理前だったこともあって余計に痛かったのだと思います。理想は生理後2~3日経った後が良いそうなのでみなさんお気をつけて!
あと、今になって思えば痛みよりも踏ん張りにくい姿勢がきつかったです。体幹が弱いので胸を突き出す立ち姿勢を取っているのがつらい。今度行くときのために体幹鍛えようと思いました(笑)
・・・・・・
レントゲン技師さん「では今度は右ですね」
ちょっと待って、と涙目になりそうな痛みだったが、これで終わりだから頑張ろ!!と決死の覚悟を決め、右胸の撮影に挑んだ。痛いのは3秒くらい。心なしか1回目より痛みが少なかった気がした。
ann「終わった・・・(´▽`)」
ホッとしたのもつかの間。
レントゲン技師さん「では、今度は上から撮影しますね」
ann「えっ(´゚д゚`)」
私は知りませんでした。マンモは上下と左右の計4回も撮影が必要であることを・・・。
そして、いよいよ最後、4回目の左胸に取り掛かった時に事件は起きた。
本当の本当に最後だからと思って、失いつつある意識(おおげさ)の中、私は残った力で踏ん張った。ウィーンと容赦なく挟まれる。再び訪れるぎょえーという痛み。
ann「これで終わりだ・・・(´▽`)げっそり」
レントゲン技師さん「すみません。もう一度圧迫し直します。」
ann「えっ(´゚д゚`)」
レントゲン技師さん「これで左胸拭いてもらえますか?」
と、ウェットティッシュを渡された。緊張と痛みとで脂汗をかいていたようで、滑ってうまく挟めてなかったみたい。ただでさえ挟む面積が少ないから少しでもずれちゃうとダメなのね。
ということで、私の胸は計5回挟まれたのでした。もう怖いものないっ!!
4.エコー検査
上半身裸になり、胸やわきの下にジェルを塗られました。あ~冷たい。新人っぽいお姉さんがエコーの機械でぐりぐりしてきます。痛くはないんだけど、痛いような不快な感じが続くぅ・・。
右胸のバストトップ付近に何かあったのか、しつこくそこらへんぐりぐりされました。そこはやめてくれ…。ベテラン技師さんと新米技師さんがなんかしゃべってるから一気に不安に・・。10~15分はぐりぐりされていたと思います。
最後は乳腺科の先生に最終チェックをしてもらうとのことで、他の人の診察中だったため、終わるまで少し待つことになったのですが、タオルをかけてくれた状態でもすごく寒かったです・・・(T_T)
いよいよ先生がきて再度全体をチェック。技師さんが気になっていたところを先生が確認してくれました。何ともないとのことでホッとしました。
5.結果
名前を呼ばれて診察室に入った途端に、先生に「マンモ痛かったでしょう!」と言われました。
ann「痛かったです~(T_T)」
先生「でしょう。乳房が小さくて脂肪がない人は痛いのよ~。あなたは二つとも当てはまってるから絶対痛いと思ったのよ~!!ニヤニヤ」
ann「・・・・(^◇^)」
診察室を出る前のあの不敵な笑みはこれだったのね、と納得。
失礼だけど、先生も同じような体型だったから「気持ち分かるわよ」って意味を込めて言ってくれたのだとポジティブに解釈しています(笑)むしろ言葉に出してくれてよかった(笑)
それに、こんなこと言ってくるということは、悪い結果ではなかったという証拠だっ!
実際、マンモの結果も異状はありませんでした。あ、でも乳腺症と言われました。乳腺症は乳がんとは関係なく心配いらないと言われたので、今のところ安心しています。生理前だったのも関係あるのかな??
とにかく安心したので受けてみて良かった。
これを機にこれからも定期的に検診を受けようと、半年後にエコー検査を受けることにしました。今は、普段から自分で触って確認することも大事だなぁと、お風呂に入る際にバストアップマッサージをするついでにチェックしています。
痛みの怖さや貧乳の恥ずかしさなど、様々な理由で行くのをためらっている方もいるかもしれませんが、乳がんは女性なら誰しも罹患する可能性が高い病気ですので、市の無料クーポンを利用するなどして勇気を出して検診に行ってみてくださいね。
【余談】乳がん検診において貧乳で良かった点
貧乳だしマンモ超痛いし乳がん検診散々だ~って思ったけど、一点だけ良かったことありました(笑)
マンモの時、胸の大きな人は片方の撮影の時にもう片方の胸が映らないように押さえる作業が必要になるそうです。母は巨乳ではないのですが、ある程度大きさはあるので、手で片方押さえていたそう。
私の胸は映りこむ心配がまったく無かったので、そんな指令は出されませんでした。痛みに耐えるだけで済んだので、大きい人よりは楽だったのかな・・なんてね。